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横浜GSFCスタッフブログ


横浜GSFCというチームを皆さんに知って欲しいという想いを一番に、チーム情報からくだらない話までたくさんの情報を伝えていきたいと思います!!
by yokohamagsfc
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強豪チームに進むメリット・デ..
at 2025-01-06 09:32
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強豪チームに進むメリット・デメリット。

明けましておはようございます。
曽谷です。


年末年始はTVerが高校サッカー全試合をフルで観させてくれるおかげで9割の試合が観られました!!


そんな中で、感じた高校サッカーのレベル、そして選手の質、なにより育成年代である成長について、すごく感じてしまったので書き留めようと思います。



どこの県に所属していてもカテゴリー別のリーグ戦というものが存在していて、神奈川県の高校サッカーで言えば1部~6部までと、なかなかレベルが分かれています。



中学生のリーグでも1部から4部まであり、『どのレベルでサッカーをやりたいか?』という基準みたいなものになっているのは間違いないと感じる。



ただ、本当に見定めなければいけないのは、その本人が1番何を大切にしているのか?どんな3年間にしたいのか?だと思っています。



小学6年生の時点で、中学2部レベルの選手がいたとします。



進学先は何部のチームにするのが良いと思いますか?



例えば、1部のチームに合格した場合。


・レベルの高い選手達の中で練習が出来るメリット
・成長して試合に出れば一つ上のカテゴリーにレベルアップするメリット
・強いチームにいたという自信がつく

など。

デメリットは?

・2部のレベルだからずっと公式戦に出れない可能性がある
・2部のチームに入っていれば試合に出れていた可能性が高い
・3部のチームにいればレギュラーでずっと試合に出ていた可能性が高い
などなど


高校サッカーで言えば、全国大会に出場しているチームの中には部員が3学年で200人を越えるチームがあり、競争という意味では、そこでレギュラーを勝ち取れた場合、ある程度のレベルは保証されるかもしれないが、先ほど書いたように、違うカテゴリーを選んでいたら試合に出つづけられたかもしれない。



逆に、そのチームにいる出られない他の200人は、【全国大会出場チームにいた】という箔がついたと感じられる事はある。



ここまで書いて、何が言いたいか?



この年末年始、高校サッカーを観て、コブラのサッカーをしながら、OBや関わってきた選手など、たくさんの会話している中で、『成長出来ているのか?』という疑問を感じる瞬間があった。



そして、成長を感じない部分に、さらに結果も伴っていないという悪循環も感じてしまい、心苦しい新年の幕開けでした。




もちろんその選手の努力次第ではある。
そのチームが必ずしも悪いわけじゃない。




ただ、【公式戦に出る】という事が、1番成長に繋がると感じているので、どれだけ高いレベルのチームにいたとしても、【公式戦に出れない】のであればそこに成長はないと感じています。



中学生でいえば、1部のチームが人数が多いので同じ学年でもう一つチームを出して3部などに所属しているパターンもあるが、じゃあ果たしてそこに1部のチームに所属するメリットがどこにあるのか?



【指導力が良い】【環境が良い】=成長出来る、となれば、もちろんそれは全く問題のない事ですが、6年生の時点で1部に受かるレベルの選手が、3部でずっと試合に出続ける必要があるのか?

なら2部で試合に出続けた方がより成長するのではないか?

ましてや、上のカテゴリーで1チームしか出てないチームにいる、ベンチにも入らない、入ったとしても試合にも出れない3年間を過ごす事になんの意味があるのか?

高校サッカーは特にそれを感じる。


その先、なぜ最近の若い選手はJリーグではなく海外に行くのか?

海外進出選手のコメントでは、『試合に出れる環境だから』という内容の理由が多い。


高卒Jリーガーになって、給料も少ない、試合にも出れないで2年契約が切れてどんどんカテゴリーが下がっていき、プライドだけが残って気付けば大学4年間を経た同学年に追い越されてしまう現状を今はネットでも知る事が出来るから、海外でお金も稼いで、試合にも出て、色んな経験を積んで、同じ2年で首を切られても、そちらを選ぶ若者が増えている。




なにが言いたいか?というと。




【レベルの高い環境にいる】だけではなにも残らないという現在の結論。




公式戦に出る事、これが出来ないのであれば、レベルの高い環境にいる必要はないと感じています。



頑張っていく過程で試合に出れる可能性がある!のであればそれは本当に競争という点で観ても必要な試練だとは思う。



ただ、その可能性を感じられないチームであり環境で、努力を続けた先で、活躍したり、サッカーが上手くなっている選手を見た事がない。



今回クラブの初蹴りで、卒業生達がサッカーしにきてくれました。



中学時代、レベル的にはそこまで高くなかった選手が、進学先でサッカー部には入らず、でも初蹴りには来る、みたいな子達がその場で活躍してくる現状に、レベルの高いカテゴリーで週6回練習している子達より存在感を出してくる現状に、喜びもあれば、悲しみもあったり。。。




何が正しいかなんてのは分からないけど、今回の高校サッカーを観ても、明らかに選手のレベルは高くなってるけど、観ていて全くワクワクしないチームがほとんど。



3回戦で流経に8-0で負けはしましたが、長野の上田西のサッカーが1番観ていてワクワクするし、面白かったですね。




【今強いチーム】であったり、【勝つチーム】なんてのは、育成年代であれば、その歳で身体能力の高い選手を集めて徹底すれば勝つことなんて容易いです。




でも果たしてその年代で大活躍した選手達の何人がプロで活躍出来るのか?


高校サッカーだけで観ても何千校ある中の優勝チームの11人ですよ?


クラブチームは抜きとしても、その何万人の中の11人がなぜ全員プロになれないか?なぜプロになっても活躍出来ないのか?



勝っていたとしても、成長していないからでしかない。



うさぎとカメの話じゃないけど、絶対うさぎが勝てるはずのなのに、なぜ先でカメが勝つ可能性があるのか?



必要なのはその瞬間の能力で得られる結果に意味はないという事。



日々、一歩ずつ前に、成長して行く事がなにより大切だという事だとより今年は強く感じました。





今担当している中2の子達も、手を離れても先で結果に囚われず、自ら成長を続けられる思考でいてもられるように、最終学年も伝え続けていきます。



キッズからジュニア、ジュニアユースと、結果にこだわる事なく、みんな試合に出る中で、どこにいっても成長を楽しめる選手になってもらえるように、今年も情熱を持って戦っていきます。






長くなりましたが、皆様今年もよろしくお願いいたします!!



# by yokohamagsfc | 2025-01-06 09:32 | Comments(0)

誰の人生だ。


こんにちは、曽谷です。

気がつけばもう今年が終わりそうです。。。



ここからが?日々?忙しいのが常ですが、みんな自分の人生を目まぐるしく生きていて。




仕事に追われ、生活に追われ、毎日が過ぎていく。




楽しい瞬間も、苦しい瞬間も、上手くいかない日々も、実りある一日も、全て自分で選んだ道ならば、それも一つの経験で、そこに意志があるならば、先で必ず生きてくると信じている。




でも、自分の人生だけど、自分だけの人生ではなくて。




1人で生きていないから、自分1人で何でも選択できなくて、周りの意見も聞かなければいけないし、従う事に抗う事が出来ない時もある。




誰の人生か。




好きな事、したい事、叶えたい夢、目指す人、全部自分で持ってて良いモノ。




でも現実は、全てを選択することは出来なくて、限られた時間や場所でその最善を尽くす事しか出来ない現状もある。





「もっと違う環境だったら、、、」
「もっと違う生き方をしていたら、、、」
「もっと違う選択をしていたら、、、」





自分で選んできたその道が、先で不安になる事がある。




振り返ったら何も無くて、前を見ても道が見えなくて。





それでもなんで進めるか?って。





自分で信じた道だから。
自分で選んだ道だから。





誰かに背中を押されて進んだ道が、誰かに決められて進んだ道が、何かを制限されて進んだ道が、必ずしも悪いとは思わない。






そこに頑張れる希望があるなら、その人なら信じて失敗しても良いと思えるのなら。






でもそうじゃなくて、「嫌だけどしょうがない」とか、「言うことを聞かないといけないよな」とか。




自分の中で『違う』って思っているのに、その道しか歩けなかった、歩かなかった。




その道中を前向きに歩める人はいるのだろうか。






先週、今年も境木中学校の職業インタビューに講師として参加させてもらった。





【好きな事はありますか?】
【現状に要望はありますか?】





こちらからの問いに、みんな真っ直ぐに答えてくれたけど、【それは言えていますか?】の問いには、口を揃えて「言えてない」と。







中学生でなくても、何歳になっても、内に秘める強い想いがあるというのも知っているし、言わないだけで行動で示している人もいるのも知っている。







それでも私は踏み込んでいきたいし、問いかけていきたい、【それは誰の人生ですか?】と。






そこらへんにたくさんあるスポーツクラブの、その中にいる1人の指導者でしかありませんが、目の前で人生を自分の意思で歩けていない人がいるのに無視することは出来ない。





仕事として、クラブとして、在籍している子を観ていくのは当たり前の事で、そこに全力を尽くすのが一番であるのは間違いない。




じゃあそこに
一度体験に来た子は?
辞めてしまった子は?
卒業してしまった子は?
ましてや全然関係ない中学生は?


他からしたら、関わらなくても良いかもしれないその人の人生に、関わるリスクが大きいことも、リスクしかないことも、全部わかっていても、自分が見える範囲だけは出来るだけの事をしたいと思う。



それが自分で選んだ人生で、自分にしか歩けない道だと信じているし、間違ってしまっても、何度失敗しても、貫き通すと決めています。




どんなアドバイスをもらっても、どんな言いつけがあっても、【自分で選んだ】と言える人生ならそれで良いと思う。




人の意見を聞かなくて良いという話ではなくて、その話を聞いても、『違うなー』と思うならそれで良くて。




人に何を言われても、貫き通したいのならそれが本物の意志だと思うし、周りの人の意見を聞いて、『確かにな』と思うのも自分で選んだ道だから。








その先の道で何が一番変わるのか?







自分で選んだ道でなければ、人のせいにして何かを解決してしまう人生が待っている。





自分で選んだ人生なら、全て自分で乗り越えていかなければいけない人生になる。






このふたつの道には、前者は味方が少なくて、後者は味方が多くなると思っています。







長い人生を、一人で歩くのは辛いから、自分にしか歩めない人生を選択し続けて、たくさん助けてもらって生きてほしい。






それが願いであり、想いです。







誰かのせいにして止まらず、自分の信念を貫く一歩を。



# by yokohamagsfc | 2024-12-05 12:43 | Comments(0)

一歩踏み出せない時に。


こんにちは。

曽谷です。


台風で身動きが取れないもどかしさはありますが、テスト期間ですのまだ目を瞑りましょう。。。






【本気で生きている瞬間】というものが人それぞれあって。





まだ見つかっていない人もいて。





見つけようとしていない人もいて。





分かっていても一歩が踏み出せないでくすぶっている現状かもしれなくて。





自分にとってのそれは、サッカーを【すること】だった。




だった、というからにはそれは過去の話で、今はサッカーを【指導する】方が一番本気を出しているように感じる瞬間が多い。







何も考えず一心不乱に、みたいな、本気とはそういうものだと思っていて。







嫌なことも、嬉しいことも、悲しいことも、怒っていたとしても、【それ】に向かう時だけは全て忘れてその事だけに集中してしまうモノが、本気で向き合っているという状態だと私は思っていて。






小学2年生でサッカーを始めたが、3年生で転校で辞めて、4年生でまた地元に帰ってきて再開。




なので本格的に始まったのは4年生からで、その頃の記憶なんて写真を見ても何も覚えていないサッカー。




でも、それくらい没頭していたからこそ、何も覚えていないんじゃないか?と今となっては思ったりする。






なぜサッカーする時には本気を出せたのか?は、始めたキッカケも軽いものなので、楽しかったから、以外何も思いつかない。





けど、趣味もあって、釣りが大好きだったからサッカー休んで親と行くこともあったが、そっちの記憶はたくさんあって。






今もしないこともないが、のんびりと、本気を出している感覚はない。






他にもあれだけ好きだったゲームや友人との遊びも、本気を出したと言えるような感情が溢れ出すような瞬間はなかった。








大好き!とか、楽しい!とか、そう思えるモノはたくさんあっても、本気になれる瞬間っていうのは思い返しても一つしかなかった。





その軽い気持ちで動いた本気は、高校生までは楽しいが先行して、大学生になったらプロ思考になって、Jリーガーになれなかった瞬間にきっと、本気だった一番がブレたのかなって、当時は思わなかったけど、今となってはあの瞬間だったんだと思う。






でもそのタイミングで代表に誘われた今のこの道が、22年間を大きく塗り替えるような新鮮な道で、【する】と【指導する】というのは、同じ競技でも全くの別物だったことがとにかく好奇心で、ワクワクして。


今まで自分が積み上げてきたサッカーというスポーツを、概念から、また1から勉強するという、今までしてこなかっただけにすごく面白くて、まだ現役でプレーしているということもまたさらに面白くて、自分が指導しながら、もっとサッカーが上手くなっていくことも嬉しくて。





この感動を伝えていきたいというこの感情が、今の道で本気を出せる理由なんだとおもう。






情熱ですよね。






ふと、何をしていても思ってしまうんですよね。






『あ、この練習良いかも』
『あ、この練習だったら○○の課題にピッタリかも』






よく音楽家というかミュージシャンとかが言うやつ、『降ってくる』みたいな感覚がこの道にはあって。







どこかでずっとその選手のことを、サッカー指導のことを、練習メニューのことを、考えていて、それなのに、いざ指導が始まれば、目の前の瞬間瞬間にしか興味がなくて、あれだけずっといろんな事を考えて、『あれを言おう』『これを言おう』と考えていても、目の前で起きた1つの出来事に対して何も考えずリアクションしてしまう時に、自分本気だなって思わされています。




それが必ずしも良いリアクションじゃないから日々、その瞬間のためにサッカー観て、本を読んで、自らプレーして確かめて、成長のために勉強したりイメージしたり考えてはいるのですが、まだまだ『相手に伝える』というスキルを磨いていかないといけないなと感じています。








どんな大成にも、私は情熱が必要だと思っていて。







一歩踏み出す勇気なんて言ったら大袈裟かもしれませんが、どこにその本気を出せる場所があるかなんて分からない。






思ってもみないよう場所が適所かもしれなくて、一歩踏み出せずにいた場所がやっぱりそうだったかもしれなくて。







また。





一度燃えた炎が、消されてしまった時。





一度燃えた情熱に、自らフタをしたとき。





そこにまだ小さくても消えないモノがあるなら、それは本物だと思って良い。




消えた炎がそのままであるなら、それはそうじゃなかったんだと思えば良い。





ただ。
何かひっかる、やっぱり、もう少し出来たんじゃ、もう一度。






その選択に消えない何かがあるのなら、燃やす価値はあると私は思う。








情熱を持って生きていける場所があるのは生きる活力になる。






誰にでも出来る事じゃなくて、自分にしか出来ない事を突き詰めていける。







情熱がなければそれは出来ないから、もしそんな場所に飛び込んでいきたいと思うのであれば、触れてみれば良い。







その触れた記憶が、刺激が、瞬間が、点火に繋がる。






消したくても消えないのが情熱。




自分次第でいくらでも大きく燃え上がるのが情熱。








今心に想う、『してみたい』『後悔してる』そんな事に一歩触れてみてはどうでしょうか?



# by yokohamagsfc | 2024-08-30 12:56 | Comments(0)

お金儲けをしたいのならば。


暑いですね。。。

火曜日水曜日と、弾丸で岩手県→青森県へ行って参りました曽谷です。

両県で卒業生が寮生活をしながら高校サッカー頑張っているので、岩手は1年半ぶり、青森は4ヶ月ぶりくらいに会って参りました。


クラブとして、キッズから中学生までを指導している中で、その先にあたる高校→大学生活というものには、なかなか触れる事が出来ず、言ってしまえば『何も出来ない』ステージなので、『見守っていく』、と言えば聞こえは綺麗ですが、正直、活躍に期待はしているけども、そこまで入り込む事はないであろう指導者は多いはず。


ですが、私達は『そこ』であり先が大事だと思っていて、中学3年間が最後で、その先を『勝手にやってらっしゃい』とするのは違うと思っているし、先でどんな人間に、どんな選手になっていくか?を楽しみに今を指導しているので、久々となりましたが会えて、話も出来て、様子も伺えて、先生達とも話せて、その子たちの先と、これから送り出す子達の先を感じる事が出来る良い機会になりました。



お金儲けをしたいのならば。

たくさん人を集めて、自分の教えられる範囲だけで完結すれば良い。



お金儲けをしたいのであれば。

面倒見きれない選手がいても、チームが結果を出せば、その子達も報われて、また人が集まって、クラブが大きくなるように魅せれば良い。




お金儲けをしたいのであれば。

結果にだけこだわって、勝つ為のサッカーをして、進路も良い所だけ見せて、SNSを使ってアピールすれば良い。





ビジネスってそういう事が大事だという事はすごく感じるし、理にかなっているとも思う。






その価値観は人それぞれで、クラブの考え方も違うから、良い悪いはないかもしれない。




それでも、所属しているこのクラブの考え方で仕事が出来て、指導が出来ている事をとても幸せに感じるし、そういったクラブには負けてられないなと実は思ったりもしている。




今勝てなくても良い。
その先で勝てるように。





今上手くいかなくても良い。
先で輝けるように。





たった3年間の功績だけで人生全てが上手くいくならそれに越したことはない。




たった一つの大会で結果が出ればその先がずっと安泰ならそれで良い。




サッカー指導者として、『教え子からプロサッカー選手を輩出する』というのはとても難しい事ですが、それの全てが素晴らしい事とは限らない。



若くしてプロサッカー選手になって、すぐに首を切られて逃げるように転々とサッカーする場所を探しながらお金をギリギリ稼いでいく人生を、全て素晴らしいと思えるのかどうか。




難しい。




プロサッカー選手になった、という功績は残るけど、その先でいったいその子に何が残っていて、その先何で勝負していくのか。






結果と、コネクションを通して、毎年のようにプロサッカー選手を輩出するけど、その先で全く通用しないチームと。




育成、成長を続けて、生涯スポーツとしてもサッカーを楽しめるレベルで仕事に就いていく選手が多いチームと。



たくさんは生まれないが、プロになった選手は必ず活躍していくチームと。






色んなチームがあって、どれを成功と呼び、何が幸せと言えるのか?



それは分からない。





ただ一つ言えるのは、ビジネスとして作り上げたチームと、情熱を持って創り続けているチームには未来に大きな差が出てくると感じます。



昔強かったと言われるチームが今は全く出てこないなんて話は腐るほど聞いてます。





今強いと言われるチームの中でも、崩壊寸前で、もはや崩壊していて、先はないなって感じるチームもたくさん耳に目にしています。




今回伺った先生も仰っていましたが、『自分に矢印を向ける』という事が出来ているかどうか?




選手だけでなく、そのコーチや関わる大人も、それを出来ているチームは先で伸びていくと私は確信しています。





どんな活動をして、どんな方針で、どんな接し方をしているのか。





人生において、自分が身を置く環境を選ぶ時に、そこに、自分に矢印が向いている人間がどれだけいるかどうか、は一つの基準としてとても大切だと思っています。





結果なのか、成長なのか。


お金儲けなのか、情熱なのか。


自分以外に向いているのか、自分に向いているのか。





何が正解分からないからこそ、正解にしていく努力を続けて行きます。


# by yokohamagsfc | 2024-07-05 11:22 | Comments(0)

日々の過ごし方。


こんにちは。
曽谷です!


長らく投稿出来ず悔しい気持ちでしたが、そんな最近の日々を綴ってまいります。。。




最近の生活の半分以上をしめているのが携帯。




ブルーライト眼鏡を着用しないと目が溶けそうなほど、画面をずっと観ている日々が今朝も続いております。。。





子供の頃はよくゲームやってたなーと思っていましたが、今はゲームをする時間はほとんどなく(興味もなくなってきましたが)、ひたすらサッカーのフル動画を観ていますね。。。


担当している学年の動画はもちろん、過去の担当した子達の動画も見返し、違う学年の試合も観て。


最近は小学生もたくさん動画を撮って送っていただけるので漏れ無く全て見納めて。


さらには現在活動中の社会人チーム横浜GSFCコブラの動画も、今流行りの上から自動で撮ってくれるAIカメラをスポンサー様の協力でゲット出来た事もあり、ひたすら研究、研究、研究。


小学生はフルで約30分くらい、中学生は60-70分、社会人は90分、さらにはダゾーンやYouTubeなどでプロのフル動画も観れるので90分、あっという間に時間が過ぎてまさに時間が足りない。。。


そして今年はさらに、OBからたくさん動画が送られてきてまして、「どうですか?」とのことでそれまた練習試合も多いので120分くらいあって、それに対してのコメントも書いてとなると、時間がすんごい足りない。。。


熱中しちゃって時間が足りないってだけなので、最近一番連絡を取っている大学3年生の代の子は、毎週動画を送ってきてくれたりと、本当に嬉しいです!


担当した現高1も各地方から動画が送られてきて、最初に担当した現大学1年生も頻繁に送ってくれて、期待と成長しかない事を日々確認しながら、微力ながら頼ってもらえている事に対してちゃんと返していく責任がありますね。



社会人で一緒にプレーしている依田くんも学生の頃は動画送ってくれてましたが、指導者として出来る範囲は全部やっていきたいし、本気で成長を願っているからこそ、もっと先の指導者にも自ら聞いて、吸収して、育ててもらいたい気持ちが強くあります。



『教えてくれないの?』の問いに、「曽谷コーチに聞きたかったので」という返信ならそれはもう本当に嬉しい限りですが、「教えてくれません」「黙ってやれ」「そんな雰囲気じゃないです」って、、、大丈夫かほんとにそれ?っていう返信しかない。




最悪、試合に出ているならまだ良い、公式戦に。




でもそういう子達ばかりじゃないし、でも成長したいと思っている子に対して何も教えてあげないってどうなってるの?って。






よく聞く質問が『コーチにはなんて言われてるの?』の問い。




ちゃんと教えてくれてるけど、本人が覚えてなかったり、入ってない事もありますが、「何も言われてない」状況は本当にやばい。






高校大学だけでなく、小・中学校の先生もそうかもしれないが、熱心に成長を考えてくれている育成者は本当に少ないと感じる。





【結果】の為に成長をないがしろにしている人が多いし、でもそれはその選手・生徒にとっての結果ではなく、現在の、チームの結果だけを考えているだけで、その結果によって選手達が成長したかと言われれば、そんなことはない。





要は積み上がっているモノがないという事。





昔は思っていた、『プロだったら良いかもしれないけど』と。





でも今は、たくさん試合を観てきて、最近の日本国内・海外の試合もたくさん観てきた中で、『それも違うな』って思っている。






プロでも、そういうチームにいたらその選手の未来が失われてしまうという事実。





今行われている話題の天皇杯。



基本リーグ戦に出ていなかった選手達の大会のような位置付けになっているが、そこでジャイアントキリングという事が起きたりする。




それって、ひとえにそうとは言えないけど、育ってないって事なんだよね。




勝っているチームでそれをされちゃうのって過去にもたくさんあったけど、育ってないから勝てないんだと試合を観て感じる。






チームとして成長していれば誰が出ても主役になれる可能性があって、誰が故障してもトラブルは起きにくい。







最近はクラブからプロサッカー選手が排出されてきた背景があってよりそう感じています。






プロになったからオッケー。





『試合に出ていない子は自分で頑張れ』って、社会人として、自立していくべきで、もちろんそうなんですよ?そうなんだけど、じゃあ何のためにコーチ含めたくさんの人がそこにいるの?って。




重鎮だから首を切れないでそこにいるだけですか?と。





熱心に育成してくれている大人はそこにいないんですか?と。






プロになったんだから甘えるな。





そういう話じゃなくて。






ちゃんと教えてあげていく中で、あとはその子がどう努力するか?じゃないですか?








今は天皇杯の試合もYouTubeで何試合か観れます。







Jリーガーってこんなもんなの?って思わせないで欲しい。





子供達の憧れであって欲しいし、海外に行かせないくらいの魅力がそこにあって欲しい。






このままじゃ、若い良い選手はどんどん海外に行って、若くしてJリーガーになった子はどんどん衰退していっちゃう。









やることは変わりませんが、ひたすら、先で評価してもらえる選手になってもらうために、目の前の成長に対して貪欲に向き合ってぶつかって失敗していくしかない。







身体が壊れるのが先か?日焼けで焦げ散るのが先か?目が溶けるのが先か?







ブルーライトと紫外線とも戦いながら、今日も頑張って生きましょう。。。



# by yokohamagsfc | 2024-06-14 11:52 | Comments(0)