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こんにちは、曽谷です。 明日!金曜日に3年ぶりに、境木商店街【縁日】が開催されます! 今年はカレー・きゅうり・生ビールと、14:00〜19:30GSFCでも出店しますので、是非みなさんお越しくださいませ!! さて今回は、【伝え方】について心がけている事を書いていこうと思います。 正直、こんなことは書かなくてもいい事かもしれなくて、正解でもなんでもありませんが、少しでも何かのヒントや力になれればと思って厳しい言い方もするかもしれませんが書き残しておきます。 伝え方というのは、参考書や人気本にも出るほど注目される内容だと感じています。 例えば、小学1年生の子と20歳の大人と、同じ伝え方をした場合、20歳の子に伝わったとしても小学1年生の子には伝わらない。 ということがある。 逆に。 同じ伝え方をして、小学1年生の子に伝わる事は20歳の子にも必ず伝わるのではないでしょうか? 少しイラっとするかもしれない。 小学1年生と同じ対応をされたら。 でも伝える事の重要性は伝わる事だから、どれだけ難しく言っても伝わらなければ意味がないと思っています。 私は幸いなことにキッズ、4歳〜6歳の幼稚園児達にも指導することができておりますので、その子たちに伝わる事、伝わらない事、でその言葉・表現・伝え方が正しいのか?を判断することが出来ています。 ただその上で。 今どのような時期なのか? どんな性格なのか? もかなり重要になると感じています。 小学生年代で、ただサッカーが楽しいだけの子に、厳しい事を言う必要があるのか? ダラダラしている姿を見て、『もっとちゃんとやりなさい』が、その子にとって何の意味があるのか? それが躾であるならば。 周りに迷惑をかけている行動であり発言であればそれは必要な事だと思います。 でもそれがただの親のエゴであり、見栄えであったり、その子に焦点のない親の自分本位な厳しさが、ただサッカー楽しくて来ているだけの子に何の意味があるのか? 小学生年代でも 『僕は将来プロサッカー選手になる!』 と言う子もいるだろう。 きっと昔より選択肢が多いから少なくなっているとは思うが。 そういった子に対して、ダラダラしている状況に『もっとちゃんとやらないとプロにはなれない』というのは少なからず意味があると感じます。 中学生年代、自分の心が大人になる大事な時期で、サッカーにおいても、プレーの中心が決まるといっても過言ではない時期に、自らの意思を持って【サッカーが上手くなりたい】と思って来ている選手達を指導させて頂いておりますので、【ただサッカーがしたい!】子達とはまた違うアプローチをしなければいけません。 部活動の中には、【サッカー始めてみようかな】の子もいて、その子たちに対して厳しい事を言うのはまた違うと感じていますが、クラブチームに入り、プロとは言わなくても、【サッカーが上手くなりたい】と思って来ている子達には、厳しい事を言わなければいけない瞬間がたくさんあります。 毎日怒っている指導者・人がいたとして、昨日と今日、明日と明後日、毎回違うことで怒られて、それが1年間ずっと続いたときに、【どんな内容で怒られていたか?】覚えている事はとても少ない。 私の記憶にも怒られていた時期がありますが、【怒られていた】という状況以外、何で怒られていたか?全く覚えていないです。 でも、普段優しい先生がいて、人がいて、自分が間違いをした時に怒られた記憶は、今でも鮮明に理由も情景も言葉も覚えています。 伝え方においても、その緩急はとても必要だと思っていて、【何も言わないことで選手達の自主性が働いて成長する】。 この指導方は、全任せすると【声の大きい者が上に立つ仕組み】としかならずそれ以外の個性が死んでしまっている現場に気付かなければいけない。 何も言わない、けど、ちゃんと何が起きているか見て・聞いてあげる。 そして、大事な場面や、声を上げられない子がいたら介入してあげる。 そうでなくては、それは自主性ではなく支配国家でまとまっただけの話になってしまう。 生き残るのはそういうリーダーシップを持った人材である、事は良くわかる。 でもそうじゃない人に力が無いのか?才能がないのか? そんな事は全くない。 今までたくさん見て来たました。 早くに芽が咲いて、散っていくモノを。 それはなぜか? 咲いたまま、誰にも与えてもらうことがなくなって、自分だけでは管理できない繊細な花である事に気付いていないから。 その頃まだ根っこを生やしただけのモノは、どうすれば咲けるのか考えている。 枯れていくモノを観ているから、どうすれば咲き続けられるのか考えている。 サッカーの現場でもそうで、上手い子はなかなか指導してもらえる事がなくなってしまいます。 なぜか? その才能を潰してしまうのではないか?と恐れ。 その結果管理を放棄し、まだ芽が咲いていない子に、触れられない子と同じモノを与えようとし過ぎてどちらも枯れてしまう。 いろんな芽があって、様々な育て方があって、一人一人に合った伝え方がある。 でもそれって、育ててみないと分からない。 学ぼうとしないと成長はしない。 何度も失敗して、枯らしてしまうこともある。 その度に学ばなければ、枯らせてしまったその才能をただ潰す事になってしまうから、間違っているかもしれないけど、今の自分の伝え方を信じて、結果を重く受け止めなければならない。 何かを変える事は大変難しいけど、自分が変わる事はいつでも出来るから、何か上手くいかない事があれば、その本人に聞く事が一番早くて、そこで得た苦しい感情も、厳しい言葉も、悔しい発言も、糧にして学ぶ事でしか成長はない。 いつだって、伝え方に最善の注意を払って人と接しています。 それでも、その伝え方が間違っていたことも、行き過ぎたことも、伝わらなかった事もたっくさんあります。 でも、それが自分の中で今出来ることで、自分にしか出来ない事を育てるためにしなければいけない事だと自負しているので、頂いた嬉しい言葉と同じくらい、苦しい厳しい言葉はメモに残して学んで生きています。 〇〇君の良いところは●●だけど、●●は悪いとこだよね! 〇〇君の悪いところは●●だけど、●●は良いとこだよね! 順番が違う事でどう感じるかは人によって違うから、同じ事を伝えるたったこれだけの違いで、嬉しいのか?悲しいのか?も変わってくる。 分かっていても、わざと傷が付くように伝える事があります。 9の良い所より、1の悪い所がその才能を邪魔している時です。 1の悪い所より、9の良い所が勝っている子にそんな言葉を伝える事はありません。 長所で短所を見えなくする事が出来るから。 でも、たった一つの短所が大き過ぎた結果、99の長所が有っても評価が低くなってしまう事実がある。 うやむやにしたって良い事だと本当は思う。 良いところだけに目をやって、悪い所に蓋をする。 99あるんだから、1は見逃してくれるだろう。 でもそこでなぜ伝える選択をするのか? 【サッカーが上手く成りたくて来ている子】だと信じているから。 それだけです。 【サッカー出来るだけで楽しい子】にそんな事は言いません。 上を目指していると、そう信じているからこそ。 今日もまた勉強します!!!
by yokohamagsfc
| 2023-05-25 11:13
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